富士山登山に必要な装備

富士山の登山道はよく整備されていて、山小屋も沢山あるため観光気分で登山に臨んでしまう方がいますが、3000メートルを超える高峰への登山になりますので本格的な登山装備が必要になります。

絶対に必要な必須装備とあれば便利なものに別れますが、なるべく万端な準備をしておきたいものです。

★★★必須

登山をするのに最低限必要な三種の神器です。これを持たずに登山はありえません。

レインウェア(雨具)

山の天気は非常に変わりやすいため、雨具は必須です。
麓は晴れていても、山頂は荒れていることも珍しくはありません。

手をふさぎ、風で飛ばされる傘は論外です。

当然カッパを用意することになるのですが、安物の合羽では駄目です。
安いビニールのカッパは、100円ショップでも買えますが、性能的に話になりません。
外からの雨は防げても、体から出た水蒸気が内側に溜まり、内側がびしょびしょになってしまいます。

登山用のレインウェアには、防水透湿性があり、外側からは水の浸入を防ぎ、
内側からは水蒸気を外に逃がすため、内側が濡れることはありません。

また、上からかぶるポンチョ型のカッパはNGです。
富士山では、雨は上だけでなく横や下からも吹き込んでくるため、
体をぴっちり覆う上下セパレート型のレインウェアが必要なのです。

登山用ザック

登山用のリュックサックです。
登山時は両手が空いている必要がありますので、手提げ鞄など論外です。

普通のリュックサックでも登れますが、
両肩に加えて腰でも重さを支えることができる登山用のザックを強くお勧めします

肩に大きな負担がかかると、悪感や頭痛に繋がりやすいためです。

また外にペットボトルを入れるポケットが着いていたり、レインカバーがついていたりと、
登山用に設計されているため、圧倒的に高性能です。

トレッキングシューズ

登山をする上で必須の装備です。
登山は足に非常に大きな負担がかかります。
足をしっかり保護し、負担を軽減してくれる登山靴は必須です。

富士山は登山道が非常に整備されているため、普通のスニーカーでも登れてしまいますが、
下りの砂地の道や雨天の場合などを考えると絶対にお勧めしません。

ガチガチの登山靴である必要はありませんので、軽いトレッキングシューズを用意しましょう。

砂が入らないように、ハイカットかミドルカットの丈の高いものを選びましょう

★★必要

基本的に必須の装備とお考えください。
無くて絶対に登れないことはありませんが、この位は準備するべきであると考えます。

ヘッドライト

夜間に登山する場合には必須の装備です。

日中の登山の予定でも、思ったよりも時間がかかり、
下山時に暗くなってしまうことも考えられるため、もって行くことを強くお勧めいたします。

手に持つ懐中電灯ではなく、頭に着けられるヘッドライトである必要があります。
両手は空けておくことが必要です。

②食べ物・飲み物

途中の山小屋でも購入できますが、値段もそれなりにしますので、ある程度は持参するのが無難です。

もちろん持って行き過ぎても重くて負担になりますので、
ある程度は山小屋で購入する必要があります。

行動食は、カロリーメイトを始めとしたおなじみの商品や、
飴類、おにぎりやバナナなどでも良いでしょう。

水や飲み物は500ミリリットル前後のペットボトルを2,3本買って、
ザックの外側のペットボトルが入るポケットに入れておきましょう。

水筒を持っていくのも問題ありませんが、重くなるので手軽なペットボトルの方が良いでしょう。

帽子

富士山は標高が高い為、日差しが強烈です。

紫外線を防がないと、日焼けで大変なことになります。

普通の帽子ではなく、首筋まで覆える遮光布の付いた登山用の帽子である必要があります。

日焼けや熱中症予防のために持って行きましょう。風を防いで防寒対策にもなります。

④日焼け止め

標高が高く、森林など日差しを防ぐものの無い富士山の紫外線は強烈です。
塗っておくことを強くお勧めします。

⑤手袋(軍手)

途中岩場があるルートもあるので、持っていると無難です。

寒いときに着けたり、手の日焼け止めにもなったり、何かと便利です。

専用のグローブでなく軍手などでも問題ありません。

★あれば便利

無くても問題ありませんが、あれば非常に便利なアイテムばかりです。

トレッキングポール

足腰への負担を軽減する登山用の杖です。

片手用のステッキ型と、両手用のストック型があります。
両手用のストック型がお勧めです。

各山小屋で200円で焼印を入れてもらえる木製の金剛杖もありますが、
大きくて重く荷物になるため、あまりお勧めしません。
非常によいお土産にはなりますが。

酸素ボンベ

非常に標高の高い富士山は、空気が薄いため、高山病を発症することがあります。

個人差や体調によっても異なりますが、発症すると非常に辛いため対策が必要です。

症状を和らげるには下山して空気の濃い場所へ移動する必要がありますが、
すぐに下山できるわけではありません。

そこで酸素ボンベがあるわけですが、
富士山登山用は大きなボンベではなくスプレー缶のようなものです。

効果のほどは定かではありませんが、1本持っておくと気が楽です。
お守り代わりに1本持っておきましょう。

③スパッツ

登山におけるスパッツとは、登山靴とパンツの間の足首周りを覆うことで
靴の中に雨や砂・小石などが入るのを防ぐアイテムです。

ハイカットやミドルカットの登山靴を選べばあまり問題はありませんが、
やはり砂礫質の下山道では靴の中に砂や小石が入りがちです。

そこでスパッツをつければ、こういったものの侵入をさらに防ぐことができます。

④サングラス

標高の高い富士山の紫外線は強烈です。
目を保護するためにサングラスがあると便利です。

また、下山道は砂礫質で、人が多い場合は砂埃が舞い上がっていることもありますので、
ゴーグル型のサングラスがあると目を保護することができます。

⑤マスク

下山道は砂礫質なため、人が多いと前を歩く人が上げた砂埃を吸ってしまうことになります。
そこでマスク1枚あるとずいぶん違います。

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