スーツケースの破損や故障と修理

スーツケースはかなり破損することが多いものです。あらかじめ修理について考えておく必要があります。

普通に引っ張っていて破損することはほとんどなく、長く走行しすぎてキャスターが磨り減るくらいでしょう。

スーツケースの破損は、そのほとんどが航空会社に預けた際に起こります。
預けたスーツケースが到着した空港で出てきた際に、破損していることは珍しいことではありません。
破損した場合は、航空会社の補償が受けられるので、スーツケース受け取ったターンテーブルの近くにある航空会社のカウンターに申し出ましょう。

ただし、キャスターや取っ手など、ボディから飛び出た部分の破損などは、航空会社の規約により修理を拒否されるケースが多くなっています。
この場合は、以下のように保険付帯の修理サービスを使うか、自費で修理することになります。

海外旅行保険やクレジットカード付帯の保険で修理

海外旅行に旅立つ前に多くの人が加入する海外旅行保険には、スーツケースが破損した際に補償を受けられる付帯サービスが付いているものがあります。よく確かめて、有効に活用しましょう。
破損したことを連絡すると、保険会社の提携修理工場を案内され、そちらにスーツケースを郵送して修理してもらう形になります。

一方、クレジットカードには、標準のサービスとして旅行保険が付帯しているものがあります。
さらにこの中にはスーツケースが破損した際の保障が付帯しているものがあります。
所有するクレジットカードにこのサービスが付帯している場合は、ぜひ有効活用しましょう。
ただし、旅行代金をクレジットカードで支払っている場合など、条件が付いている場合もありますので注意が必要です。

自己負担で修理

航空会社の保障を受けられず、各種保険も無い場合は、修理費用自己負担で修理することになります。

この場合は、ご自身で修理会社に依頼することになります。宅配便などで送り、修理したものが宅配便で届くような通販型の修理サービスが便利です。
第一ボデー山澤工房など多数の会社があります。見積もりを取るなど良さそうなところを選びましょう。

破損の状態にもよりますが、修理費用は結構高めにかかる場合もあります。
1万円以下で購入したような激安商品を修理の出すのは、あまりおすすめできません。

最近のスーツケースには内装にパーツ交換用のメンテナンスファスナーが付いているため、
キャスターや取っ手などドライバー1本で交換できるパーツの破損は、
メーカーや購入店などから自分で取り寄せれば、大幅に安く修理できる可能性があります。

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