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関電トンネルトロリーバスの概要
関電トンネルトロリーバスは、
扇沢駅から黒部ダム駅までの全長6.1kmを結ぶトロリーバス。
後立山連峰の赤沢岳直下を貫く関電トンネルを通り、16分ほどで黒部ダム駅に到着する。
トロリーバスは鉄道のように架線から電気を取り動く電気バスで、法律上は鉄道に分類される。
昭和の時代には全国で見られたトロリーバスだが、今日では立山黒部アルペンルート内の2ヶ所、この関電トンネルトロリーバスと立山トンネルトロリーバスが運行するのみ。
TEL | 076-432-2819 |
休業日 | 12月上旬頃~4月上旬頃 |
営業時間 | 6:30頃~17:00頃 |
料金 | 大人1540円(往復 2570円) 小人770円(往復1290円) |
※データは取材時のものです。実際とは異なる可能性がございます。
見所と詳細情報
トロリーバス
かつては日本全国で見られたトロリーバスも今ではアルペンルート内に残るだけ。電気駆動で環境にやさしいことに加えて、勾配に弱い鉄道と違い、急勾配の関電トンネルを走行するのにも適する。
トロリーポール
電気で動くトロリーバスは鉄道の様に張り巡らされた架線から集電してモーターで走行する。バスの上には集電装置のトロリーポールが見られる。
乗り場
バスは多くの台数があり、数台がまとめて出発する。運行間隔は30分おきとなっているが、混雑が予想されるGW期間や夏季休暇期間などは次々に臨時便が増発される。
破砕帯
全長5.4キロの関電トンネルのほぼ中央、扇沢側から2.6キロの地点には突破に7ヶ月を要した破砕帯がある。破砕帯の部分はトンネルのライトがブルーになっていて分かりやすい。