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立山トンネルトロリーバスの概要
立山トンネルトロリーバスは、立山連峰の主峰雄山の直下を貫通し、立山黒部アルペンルートの大観峰駅と室堂駅を結ぶトロリーバス。
全線がトンネルで、約3.7キロの距離を10分ほどで結ぶ。
1996年にディーゼルバスからトロリーバスに変更された。
トロリーバスは鉄道のように架線から電気を取り動く電気バスで、法律上は鉄道に分類される。
昭和の時代には全国で見られたトロリーバスだが、今日では立山黒部アルペンルート内の2ヶ所、この立山トンネルトロリーバスと関電トンネルトロリーバスが運行するのみ。
TEL | 076-432-2819 |
休業日 | 12月上旬頃~4月上旬頃 |
営業時間 | 8:45~17:20(時期によって異なる) |
料金 | 大人2160円(往復3240円) 子供1080円(往復1620円) |
※データは取材時のものです。実際とは異なる可能性がございます。
見所と詳細情報
トロリーバス
かつては日本全国で見られたトロリーバスも今ではアルペンルート内に2ヶ所残るだけ。電気駆動で環境にやさしいバスだ。
トロリーポール
元々は普通のディーゼルエンジンのバスで運行されていたが、1996年にトロリー化される。バスの後方には集電装置のトロリーポールが見られる。
立山トンネル
バスは全線トンネル内を走行する。立山トンネルは立山連峰の主峰である雄山の直下を貫くトンネル。バス一台分が通れるほどの幅で、中央部のスペースで対向のバスとすれ違う。
破砕帯
この立山トンネルも掘削時には50メートルにもおよぶ破砕帯に阻まれ、毎分63トンもの湧き水に苦しめられた。関電トンネル同様、破砕帯の場所はブルーのライトになっていて位置が分かるようになっている。