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西明寺(湖東三山)の概要

西明寺は、滋賀県の琵琶湖の南東に位置する湖東三山を構成する寺院の1つ。
平安時代の初期、三修上人がこの地で一筋の光明を放つ池を見つけ、池に向かって一心に祈念すると薬師如来が現れたという。三修上人に帰依していた仁明天皇の勅願により作られたこの寺院は、池の光明が西方に位置する京都の宮中に向かって放たれたことから西明寺と名付けられる。
本堂や三重塔は国宝に指定されている歴史ある寺院だ。
紅葉も素晴らしくぜひ秋に湖東三山の金剛輪寺百済寺、および近隣の永源寺と共に訪れたい。

住所 滋賀県犬上郡甲良町池寺26
TEL 0749-38-4008
休業日  
営業時間  
料金 600円
アクセス 彦根駅から湖東三山連絡シャトルバス運行(湖国バス)
駐車場 無料
ホームページ http://www.saimyouji.com/

※データは取材時のものです。実際とは異なる可能性がございます。

見所と詳細情報

惣門

駐車場および拝観入り口は、境内一番下と境内中程の2箇所がある。足が悪くない方は境内下からの参拝がオススメ。入り口の惣門前から紅葉が見事だ。

紅葉の境内参道

山の斜面に作られた境内を登っていく参道脇には、秋色とりどりの紅葉に包まれる。上りの疲れを忘れさせる美しさだ。

庭園出入り口

境内中程の上の拝観受付から入ると、目の前が庭園出入り口になっている。体力に自信がない方は、上の入り口からの拝観がオススメ。

名勝庭園 蓬萊庭

池泉観賞式の庭園は、江戸時代初期の夕閑の作庭で、国の特別名勝に指定されている。鶴や亀を形どった石組みや、仏像を象徴する立石群が印象的な庭園となっている。

二天門と夫婦杉

本堂前に立つ二天門は室町時代の建築で、重要文化財に指定されている。手前右側の大きな夫婦杉は元々2本の杉だったものが合わさって育ったもの。

本堂

境内奥に立つ本堂は、鎌倉時代に建立されたもので、国宝に指定されている。釘を1本も使用しないで建てられている。

三重塔

本堂脇に立つ三重塔も釘を使用しないで建てられたもの。こちらも国宝に指定されている。内部には国宝の大日如来座像が安置されている。

鐘楼

本堂前には鐘楼がある。本堂周りも秋の紅葉が実に美しい。

下り専用の坂

境内真ん中を通る表参道は急な階段だが、左右をなだらかな坂が通っており安心だ。両側共に登り専用、下り専用の一方通行なので注意。この坂も秋には色とりどりの紅葉に包まれる。

地図とアクセス

クチコミ

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