永源寺の概要
永源寺は、近江守護職の佐々木六角氏頼公が寂室元光禅師(正燈国師)に帰依し、1361年に領内の土地を寄進して伽藍を創建したのが始まり。
以後、戦国時代に全て焼け落ちて衰退するも、江戸時代中期に再興される。
近隣の湖東三山同様に秋の紅葉が素晴らしく、湖東三山の3寺院とセットで訪れる人も多い。
ぜひ秋に湖東三山の西明寺、金剛輪寺、百済寺と共に訪れたい。
住所 | 滋賀県東近江市永源寺高野町41 |
TEL | 0748-27-0016 |
休業日 | |
営業時間 | 9:00~16:00(紅葉時には延長有り) |
料金 | 500円 |
アクセス | 近江鉄道「八日市駅」より近江バスで35分 |
駐車場 | 無し(近隣に有料駐車場あり) |
ホームページ | http://eigenji-t.jp/ |
※データは取材時のものです。実際とは異なる可能性がございます。
見所と詳細情報
旦渡橋
民間駐車場は、永源寺とは愛知川を挟んだ反対側にあるため、旦渡橋を渡って永源寺を目指す。
瑞石山(飯高山)と愛知川(音無川)
愛知川(音無川)にかかる旦渡橋から、永源寺のある瑞石山(飯高山)を望む。これから訪れる永源寺は、あの山麓にある。
総門
こちらの総門をくぐると、拝観入り口となる。総門は秋には錦の紅葉に包まれ、素晴らしい美しさ。
山門
1802年に完成した大きな山門は、重要文化財に指定されている。楼上には、釈迦牟尼佛・文殊菩薩・普賢菩薩・十六羅漢が安置されている。
本堂(方丈)
1361年に創建された本堂(方丈)は、兵火や火災で何度も消失するも1765年に再建される。大きな葦葺屋根は琵琶湖のヨシで葺かれていて、草葺きの屋根としては全国屈指の大きさ。
禅堂と前庭の紅葉
本堂前の禅堂の前には美しい岩と苔の庭が広がる。紅葉も見事なグラデーションを描き、無類の美しさ。
鐘楼
本堂前には鐘楼が立つ。何度か消失したが、1772年に再建された。
開山堂
永源寺を開山した寂室禅師(正燈国師)を祀るお堂。渡り廊下で法堂や本堂などと結ばれている。