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旧金毘羅大芝居の概要
旧金毘羅大芝居は、1835年に建てられた現存する日本最古の芝居小屋で、1970年には国の重要文化財に指定されている。
芝居小屋が創建されるまでは仮小屋を建てての芝居興行が行われていたが、1835年の建築後は金毘羅大芝居の名は全国に知られ、東西の千両役者がこぞって金毘羅大芝居の檜舞台を踏んだという。
近代以降、小屋は映画館と変り、所有者が変わる度に「稲荷座」「千歳座」「金丸座」と改名され、やがて興行は衰退し廃館となる。
小屋も荒廃が進んでいたが、1971年から愛宕山中腹に改修移築される。
1984年のテレビ放映をきっかけに1985年から、こんぴら歌舞伎の公演が復活し、毎年4月に2,3週間程度の期間、公演が行われる。公演期間以外は館内の見学ができる。
住所 | 香川県仲多度郡琴平町乙1241 |
TEL | 0877-73-3846 |
休業日 | 年中無休(公演開催時は休館の場合あり) |
営業時間 | 9:00~17:00 |
料金 | 大人500円・中高生300円・小学生200円 |
アクセス | 琴平駅より徒歩20分 |
駐車場 | なし |
ホームページ | http://www.konpirakabuki.jp/ |
※データは取材時のものです。実際とは異なる可能性がございます。
見所と詳細情報
旧金毘羅大芝居
金刀比羅宮からほど近い愛宕山の中腹に旧金毘羅大芝居は建つ。公演が行われるのは毎年4月の一時期のみで、その他の時期は小屋の内部を見学することが出来る。
平場
内部の見学は、花道を通って1階席である平場を見ながら、舞台、舞台下の奈落、2階席の順路で内部をくまなく見学することが出来る。
奈落
舞台脇から舞台下の奈落へ。普段は見ることが出来ない小屋の裏側を見学することが出来る。天保当時からの人力の廻り舞台が今も残る。
二階席
2階席の見学もできる。2階からは舞台、花道、平場の小屋の全体像がよく分かる。平成16年の耐震補強工事で大梁を支えていた四本の支柱を除去し、江戸時代の往年の姿に戻った小屋内は、非常に開放的な空間となっている。