新発田の観光案内
新発田は、新潟県北部に位置する街で、新発田藩の城下町として栄えた。
新発田城址や清水園など藩主縁のスポットや、豪農縁の市島家邸宅など古のスポットが見どころ。
おすすめ観光スポットとマップ
新発田城は、戦国時代には佐々木氏の一族 新発田重家の居城であり、近世は1598年に入城した新発田藩主 溝口秀勝が築城を開始し、溝口家12代の居城となった。明治の廃藩置県後は、歩兵第十六連隊の兵営となり、その流れで現在でも大半が陸上自衛隊の駐屯地となっている。駐屯地以外の敷地は新発田城址公園として整備されている。
清水園は、新発田藩の下屋敷(清水谷御殿)の庭園で、国指定名勝となっている。1658年に曹洞宗 高徳寺を近郊に移し、4600坪のこの地を御用地となし、下屋敷を造営した。庭園中央の草書体の水の字を模った大池泉に近江八景を取り入れた京風の回遊式庭園で、遠州流の茶人で幕府の茶道方であった縣宗知を招いて作られた。
市島邸は、江戸初期以降300年間の大地主で豪農として栄えた市島家の邸宅。1876年造営の六百余坪を有する風格ある大邸宅と、水池を配した8000余坪の広大な回遊式庭園を見学することができる。秋の紅葉の名所としても知られている。