行田古代蓮の里の概要
行田古代蓮は、公共施設建設工事の際に偶然出土した種子が自然発芽し甦り、池に開花しているのが発見されたもの。地中深く眠っていた蓮の実が出土し、自然発芽して一斉に開花した事例は極めて珍しく、市の天然記念物になっている。
現在では、行田古代蓮の里として、東京ドーム約3個分の敷地の公園として整備されている。
見所は古代蓮だけに留まらず、大きな展望タワーなども造られている。
蓮は早朝に開花し、お昼には花を閉じてしまう。早朝のお出かけがオススメだ!
住所 | 埼玉県行田市小針2375番地1 |
TEL | 048-559-0770 |
休業日 | なし |
営業時間 | 終日開放 |
料金 | 無料(古代蓮会館に入場する場合は大人400円) |
アクセス | 行田駅 東口から行田市市内循環バス |
駐車場 | 無料(蓮の花の時期は500円) |
ホームページ | https://www.ikiiki-zaidan.or.jp/kodaihasu/ |
※データは取材時のものです。実際とは異なる可能性がございます。
見所と詳細情報
世界の蓮園
駐車場から園内に入場すると、まず目に飛び込んでいるのが様々な種類の蓮が咲く世界の蓮園。世界中の様々な品種の蓮の花が咲く。
古代蓮池
園内に3箇所ある古代蓮の花の咲くスポットの内、中央の古代蓮の池がメインとなる。7月頃から8月頃の早朝、所狭しと並んだ蓮の花が順番に開花していく。
古代蓮池の遊歩道
古代蓮池の上には木道が付いていて、蓮の花の中を歩くことができる。大きな蓮の花を間近で見ることができる。
水生植物園
古代蓮池より北には、水生植物園があり、こちらには行田蓮の他に甲斐姫も咲く。こちらの池も古代蓮で埋め尽くされている。
水生植物園の遊歩道
水生植物園にも木道が付いていて、蓮の花の中を散策することができる。
睡蓮
水生植物園には他の植物も見られる。こちらは睡蓮で、大きな古代蓮とはまた違った美しさがある。
水鳥の池
3カ所目は、自然な状態が人気の水鳥の池。水鳥の池に咲く蓮も行田蓮だが、開花時期が多少遅れるという。
古代蓮会館
園内には大きな展望タワーを備えた古代蓮会館がある。こちらは大人400円の入場料がかかるが、展望室の他に展示室なども有り、なかなかの見応え。
展示室
行田の自然や蓮に関することなど、模型やジオラマや映像で展示している。小さな博物館といった出で立ちでなかなか見応えがある。
古代蓮ふれあいシアター
展示室内には、古代蓮ふれあいシアターがある。10分程度の上映で、古代蓮について学ぶことができる。
展望室
エレベーターに乗れば、一気に地上50メートルの展望室へ!360度のパノラマが楽しめる。行田市は関東平野のほぼ中央に位置するため、どこまでも続く平野を目にすることができる。
古代蓮の里全景と行田の街の展望
展望室から見た古代蓮の里の全景。どこまでも広がる関東平野を見渡すことができる。
田んぼアート
7月後半から刈り入れまでの時期、古代蓮の里の隣の水田には、田んぼアートが見られる。