忍城の概要
忍城は、上杉・北条氏との戦いで落城せず石田三成の水攻めにも耐えた、東七名城と謳われた城。
文明年間の初め頃に築城され、戦乱の世を生き延びたものの、明治維新の際に取り壊される。
現在の御三階櫓は、1988年に再建されたもの。行田市郷土博物館が併設されている。
住所 | 埼玉県行田市本丸17-23 |
TEL | 048-550-1170 |
休業日 | 月曜日・祝祭日の翌日・毎月第4金曜日・年末年始 |
営業時間 | 9:00~16:30(入場は16時まで) |
料金 | 大人200円・高大生100円・小中生50円 |
アクセス | 行田駅から市内循環バス西循環コース右回り「忍城址郷土博物館前」下車 |
駐車場 | 無料 |
ホームページ | https://www.city.gyoda.lg.jp/kyoiku/iinkai/sisetu/hakubutukan.html |
※データは取材時のものです。実際とは異なる可能性がございます。
見所と詳細情報
お堀
忍城の周りは立派な堀で囲まれている。綺麗に整備されているので周囲を周ってみるのも面白い。
御三階櫓
御三階櫓は、忍城の実質的な天守閣として機能した建物であったが、明治6年に解体される。現在の建物は、昭和63年に再建されたもの。
行田市郷土博物館および御三階櫓入場口
御三階櫓へは、こちらの行田市郷土博物館より入場する。
行田市郷土博物館
行田市郷土博物館は、忍城本丸跡地に1988年にオープン。館内には行田市の古代から現代まで実物資料を数多く展示している。江戸時代の市の主要産業足袋づくりなど様々な展示テーマが用意されている。
御三階櫓へ展望台
御三階櫓の最上階は展望台になっている。平城で天守の高さも高いわけではないが、周囲に高い建物が無い為、遠くまで見渡すことができる。
西方の展望
はるか向こうまで延々と続く平野を見渡すことができる。行田市は関東平野のほぼ中央に位置するため、360度どちらを見ても広大な平地がどこまでも広がる。
東方の展望
東側も山の見えない広大な関東平野を意識させる景観が広がる。特別高さがあるわけではないが、なかなか壮観な眺めだ。