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長谷寺の概要
おおよそ奈良時代ごろに十一面観音像を本尊として開山した寺。
長谷寺の諸堂宇は、鎌倉の町と海を見渡せる斜面に建てられているが、
これらは関東大震災で全て壊滅したものを実に60年以上かけて頑丈な鉄筋で再建し、
昭和61年になってやっと完成したものである。
境内一番上の眺望散策路からは、鎌倉の海と町が一望できる。
6月頃のあじさいも実に見事だ。
住所 | 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2 |
TEL | |
休業日 | 無休 |
営業時間 | 8:00~17:00(3月~9月) 閉山は17:30 8:00~16:30(10月~2月) 閉山は17:00 |
料金 | 大人300円・子供100円 |
アクセス | 江ノ電の長谷駅より徒歩5分 |
駐車場 | 30分300円 |
ホームページ | http://www.hasedera.jp/ |
※データは取材時のものです。実際とは異なる可能性がございます。
見所と詳細情報
山門
入り口に構えられた山門。通ることはできず、左脇の券売機で拝観券を購入して、左脇から境内に入る。
花菖蒲
入り口の正面には、妙智池と放生池の2つの池が配置されている。あじさいと同時期に花菖蒲が見られる。
弁天窟
下境内の右手隅には、弘法大師参籠の地とされる弁天窟がある。窟内壁面には弁財天とその眷属である十六童子が彫られている。
下境内から上境内へ
長谷寺の境内は、池や庭園が広がる下境内と、主要な諸堂が立ち並ぶ上境内に分かれている。
地蔵堂
下境内と上境内の間にある地蔵堂。子安・繁栄のご利益をお授けする 福壽地蔵。
阿弥陀堂
源頼朝が、自身の42歳の厄除けのために建立した阿弥陀如来坐像が安置されている。
観音堂
長谷寺のご本尊である十一面観音像が安置されている。
大黒堂
神奈川県内でも最古の大黒天像をご本尊とするお堂。
見晴台
上境内の端はベンチなどが用意された休憩所になっている。鎌倉の町や海が一望できる絶景スポット。
経蔵
経蔵内の輪蔵(経典が収められた回転式の書架)を一回転させると、その全ての経を読んだのと同じ功徳があるといわれる。
眺望散策路
経蔵の裏の斜面は眺望散策路となっている。少し坂を上れば、鎌倉の町と海が見える絶景を拝める。
アジサイの径(こみち)
6月ごろには、眺望散策路はあじさいで埋め尽くされる。鎌倉を代表するあじさいの名所は、入場までに1時間待ちとなることも珍しくない。