浅草神社の概要
浅草神社は、浅草寺の本殿脇に鎮座する神社で、浅草三社祭で知られている。
浅草寺を創建した土師真中知の没した後、その嫡子が観世音の夢告を受け三社権現と称し、檜前竹成命・土師真中知命・檜前浜成命の三人を神として祀ったのが三社権現社(浅草神社)の始まりであるとされる。
ただ、これは少々無理があるとされ、権現思想が流行しだした以後、三氏の末裔が崇祖のあまり浅草発展の功労に寄与した郷土神として祀ったものであろうと推定されている。
明治維新の神仏分離令により浅草寺との袂を分かち、明治元年に三社明神社と改められ、明治6年に浅草神社となる。
住所 | 東京都台東区浅草2-3-1 |
TEL | 03-3844-1575 |
休業日 | – |
営業時間 | – |
料金 | 無料 |
アクセス | 浅草駅より徒歩5分 |
駐車場 | なし |
ホームページ | http://www.asakusajinja.jp/ |
※データは取材時のものです。実際とは異なる可能性がございます。
見所と詳細情報
神楽殿
鳥居をくぐって参道を進むと右手に神楽殿が見える。浅草神社の神楽である「びんざさら舞」は、三社祭で催される五穀豊穣を祈願して行われる舞で田楽の一種。三社祭の第一日目、神事びんざさら舞が拝殿で奉納され、その後に神楽殿でも舞を舞う。
拝殿
浅草神社の社殿は、本殿、幣殿、拝殿からなり、幣殿と拝殿が渡り廊下でつながれているいわゆる権現造りと呼ばれる建築様式で、国の重要文化財に指定されている。1649年に徳川将軍家光公により建立寄進され、戦火を逃れ350年以上後の現在も残っている。