輪王寺の概要

輪王寺は、1441年に伊達氏11世持宗が、祖母である9世政宗夫人の菩提寺として福島県伊達市に創建したのがはじまり。伊達政宗公の仙台開府にあたりこの地に移る。
本堂裏には美しい池泉回遊式の禅庭園があり、季節ごとに美しい姿を見せてくれる。

※データは取材時のものです。実際とは異なる可能性がございます。

見所と詳細情報

境内入口の山門は1691年頃建立されたもので、本堂など境内全伽藍を焼いた1876年の北山大火を逃れた唯一の遺構。前面左右に仁王像を配置した仁王門になっている。仙台市指定有形文化財に指定されている。

山門から本堂に向かって真っ直ぐ伸びる参道は、弧を描くように湾曲した珍しい傾斜になっている。上に行くほど急角度になり上は階段になっている。

参道の階段を登り切ると正面に本堂が姿を現す。本堂裏は有名な禅庭園になっている。駐車場は本堂脇にあるため、足腰の悪い方でも安心だ。

輪王寺の禅庭園は東北有数の名園として知られ、自然の美しさは四季折々に異なった趣を放つ池泉回遊式庭園となっている。庭園入場は1人300円。

庭園内には三重塔が立ち、春には手前のシダレザクラが美しい。秋の紅葉を始め季節ごとの花々も大変に美しい庭園となっている。

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