トップ > 日本 > 愛媛県 > 道後温泉

道後温泉の観光案内

道後温泉は、松山市街の外れにある温泉街で、シンボルの道後温泉本館を始め見どころも多い。
日本書紀にも登場するわが国最古の温泉で、足を負傷した白鷺が岩間から噴出する温泉を見つけ足を浸していたところ、傷が治り飛び去ったという白鷺伝説がある。
松山市街からのアクセスも良く、松山観光とセットで訪れる観光客も多い。

おすすめ観光スポットとマップ


道後温泉本館は、道後温泉の中心部にある公衆浴場で、道後温泉のシンボルとなっている。1890年に初代道後町長の伊佐庭如矢が、老朽化していた道後温泉本館改築を行い、現在の木造三層楼の建物となった。1994年には、公衆浴場として初めて、国の重要文化財に指定された。

道後公園(湯築城跡)は、中世伊予の守護であった河野氏の居城である湯築城址に整備された公園。湯築城は、河野通盛により14世紀前半に築城され250年間存続した城で、日本百名城にも指定されている。

伊佐爾波神社は、仲哀天皇と神功皇后が道後温泉に来浴の際の行在所跡に建てられたとされ、湯月八幡とも呼ばれたという。建物の木部や懸魚などの意匠部分は、丹塗り、胡粉彩色、本殿の円柱は金箔で、華麗な桃山時代風の建築となっている。

湯神社は、道後温泉の中心部にある神社で、道後温泉を開いた大己貴命と少彦名命の二神を祀る。景行天皇が皇后八坂入姫と共に行楽で訪れた際に、鷺谷の大禅師の前に創建されたとされる。湯神社では、地震などで温泉が止まる度に神樂を奉納して祈願が行われてきており、それは現代でも続いている。

松山市立子規記念博物館は、松山市出身の俳人歌人である正岡子規に関連する資料などを展示する文学系の博物館。展示内容は主に正岡子規関係のものとなっているが、伊予松山の歴史や、松山に馴染みの文学「坊っちゃん」関連の展示などもある。

放生園は、道後温泉駅前の道後商店街入口にある広場で、からくり時計や足湯などがある他、隣接して道後観光案内所がある。夜にはレトロなガス灯の灯る雰囲気のある空間となる。

松山神社は、道後温泉からほど近い場所にある、徳川家康公と菅原道真公を祀る神社。

円満寺は、道後温泉の中心部からほど近い位置にある寺院。行基作と伝わる一丈二尺の大きな白塗りの地蔵尊や日本に3基しかない仮名詩碑などが見どころ。

セキ美術館は、道後温泉駅から徒歩5分ほどの閑静な住宅街にある小規模な美術館。明治から昭和の巨匠による近現代日本の日本画・洋画や、ロダンの大理石彫刻「ファウナ(森の妖精)」をはじめ版画作品等のコレクションを所蔵する。

道後ぎやまんガラス美術館は、カフェやウェディング会場などとなっている山の手ガーデンプレイス内にある美術館。道後温泉本館の象徴である屋上の振鷺閣の赤いギヤマンをはじめ、希少な江戸時代から大正時代のガラス作品を展示している。

道後温泉 椿の湯は、道後商店街の中央付近に位置し、市民の湯としても親しまれている公衆浴場。観光名所として賑わっている道後温泉本館とは異なり、市民浴場としての性格が強い。

このページが役立ったら「いいね」で応援よろしくお願いいたします。