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祇王寺の概要
祇王寺は、往生院祇王寺と号する真言宗の寺院。
平安時代に法然上人の弟子である念仏房良鎮が往生院を開祖したものが、後に祇王寺と呼ばれるようになる。
平家物語でもお馴染み平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王は、仏御前の出現で平清盛の心は自分から離れたのを感じ、出家しこの地に移り住む。後に仏御前も加わり念仏三昧の余生を送る。
住所 | 京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32 |
TEL | 075-861-3574 |
休業日 | |
営業時間 | 9時~17時(受付終了16時30分) |
料金 | 大人300円・小学生100円 |
アクセス | JR「嵯峨嵐山駅」より徒歩23分ほど |
駐車場 | |
ホームページ | http://www.giouji.or.jp/ |
※データは取材時のものです。実際とは異なる可能性がございます。
見所と詳細情報
入り口
こちらの細い通路の先が拝観受付。かつては広い寺域を誇った往生院も、今はその一部であった祇王寺の小さな境内のみが残る。祇王寺の小さな境内は、中央にある苔庭を1周する拝観順路となっている。
散り紅葉と草庵
秋の苔庭は散り紅葉が最大の見所。背後に見えている茅葺き屋根の草庵の中には、祇王、清盛公ら五人の木造が安置されている。影が虹色に見えるという吉野窓から外の景色を眺めることもできる。
散り紅葉の苔庭
苔庭にモミジが降り積もった祇王寺の苔庭の散り紅葉は格別の美しさ。小さな小ぢんまりとした境内だが、この散り紅葉を見るだけで価値を感じるはずだ。
竹林に囲れた参道
順路の途中には、竹林に囲まれた参道がある。さながらミニチュア版の竹林の小径といったところか。
竹林庭園 祇王の小径
拝観エリアの外にあるのは、2013年に境内の竹林を整備して造られた「祇王の小径」。お土産等も購入できる休憩所「竹苑堂」もある新たなスポットだ。