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厭離庵の概要
厭離庵は、京都嵯峨野の小倉山の麓にある、藤原定家が住んだ山荘の旧跡。
藤原定家が小倉百人一首を編纂した地とされている。
後年荒廃したところを冷泉家が修復し、霊元法皇より「厭離庵」の寺号を賜り、1772年に臨済宗天龍寺派の寺院となった。
その後再び荒れるが、明治43年に大村彦太郎により仏堂と庫裏が建立され、尼寺となる。
ひっそりとした小さな境内だが、真紅に染まる秋の散り紅葉は格別の美しさ!
住所 | 京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2 |
TEL | |
休業日 | |
営業時間 | |
料金 | 500円 |
アクセス | JR「嵯峨嵐山駅」より徒歩20分ほど |
駐車場 | |
ホームページ | – |
※データは取材時のものです。実際とは異なる可能性がございます。
見所と詳細情報
厭離庵の入口
厭離庵の入口は大変分かり難い場所にある。住宅の間の細い路地を進んだ先が拝観入口となっている。詳しい位置は下の地図を参照。
時雨亭
入口から入ると、すぐに時雨亭の茅葺屋根の門が現れる。時雨亭は藤原定家の山荘で、後年荒廃したものの、大正12年に茶席「時雨亭」として再建される。
庭園
厭離庵の最大の見所は、こちらの門の先にある庭園。この庭園周辺の紅葉は、黄色もオレンジも混じらない真っ赤な真紅の紅葉に統一されている。
厭離庵の散り紅葉
庭園に積もった真紅の散り紅葉が厭離庵最大の見所。一面が真っ赤に染まる光景は、 唯一無二の美しさだ。