厳島神社の概要
厳島神社は、宮島の代名詞ともなっている、日本を代表する観光スポット。
1400年以上前に創建され、平安時代後期に平清盛により現在の美しく壮大な姿に仕上げられた。
平安時代の寝殿造りの美をそのまま現在に残す、世界文化遺産である。
常時海に浸かっているわけではなく、潮の満ち引きにより全く違った姿を見せる。
訪れる日の大潮・小潮などの海面潮汐や、満ち潮・引き潮などの潮位の時間帯を調べておこう。
タイミングによっては、自分の思っていた風景が見られない可能性があるので注意したい。
住所 | 広島県廿日市市宮島町1-1 |
TEL | 0829-44-2020 |
休業日 | 無し |
営業時間 | 6:30~18:00(時期によって異なる) |
料金 | 大人300円・高校生200円・小中学生100円 |
アクセス | 宮島桟橋より徒歩15分 |
駐車場 | 無し |
ホームページ | http://www.miyajima-wch.jp/jp/itsukushima/ |
※データは取材時のものです。実際とは異なる可能性がございます。
見所と詳細情報
厳島神社全景
入り口付近から見た社殿全景。満潮時には社殿全体が完全に海に浮かんだ状態となる。
廻廊
入り口を入り、客社祓殿を抜けると、長い廻廊が続く。満潮時には海に浮かぶ回廊となり幻想的な雰囲気に。暗い時間帯には提灯に明りがつき幻想的な雰囲気を醸し出す。
大鳥居
回廊を進んでいくと、遥か向こうに大鳥居が顔を出す。
客社祓殿と五重塔
本殿側から見た、客社祓殿の後ろに五重塔が聳える景観。平安時代を思い起こさせる雅な景観が味わえる。
平舞台から見る大鳥居
本殿の先端に位置する平舞台から正面に眺める大鳥居。バックには本州の廿日市市宮島口方面が望める。
本殿内から見る大鳥居
本殿の中から、外に広がる高舞台、平舞台、大鳥居を見渡す。
本殿と高舞台
平舞台から見た、目の前の高舞台と、奥の本殿。高舞台、平舞台、本殿もすべて国宝である。
高舞台と舞楽
年に数回の年中行事などの際には、高舞台で舞楽が舞われる。早朝が多いものの、日程が合えばぜひ見ておきたい。
反橋
勅使橋とも呼ばれ、天皇陛下からの勅使だけがこの橋を渡ることができた。拝観者は渡ることはできない。
能舞台
参拝順路の最後には重要文化財の能舞台が姿を現す。潮が満ちてくると、本殿や回廊と同様に、世にも珍しい海に浮かぶ能舞台となる。
潮の引いた厳島神社
厳島神社は、潮の満ち引きにより、水に浸かっている状態と浸かっていない状態がある。もちろん浸かっている状態が美しいものの、潮が引いた状態でも別の趣がある。
鏡の池
普段は海中に沈み見ることはできないが、潮が引くと丸い池が現れる。