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常寂光寺の概要

常寂光寺は、1596年に、本圀寺十六世 究竟院日禛が、小倉山の土地の一部を譲り受け隠棲して開創したもの。寺域が小倉山の中腹を占め、幽雅静寂で天台四土にいう常寂光土の観があるところから、常寂光寺と呼ばれるようになったと伝わる。
境内は小倉山の斜面に作られているため、境内上部からは大変良い眺望が得られる。
また、秋の紅葉が大変美しいことでも知られている。

住所 京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
TEL 075-861-0435
休業日  
営業時間 9:00〜17:00 (16:30受付終了)
料金 400円
アクセス 嵐電「嵐山駅」から徒歩20分
駐車場 無し(駐車場は一般車両駐車禁止)
ホームページ http://www.jojakko-ji.or.jp/

※データは取材時のものです。実際とは異なる可能性がございます。

見所と詳細情報

山門

入り口の山門は、太い角材を格子に組んで造られたもの。以前は袖に土塀をめぐらした薬医門が在ったとされるが、江戸後期に作り変えられた。

仁王門

拝観受付を済ますと、目の前には仁王門が姿を現す。元々は本圀寺客殿の南門として建立されたものを、1616年に移築し仁王門とした。

本堂

境内中央の本堂は、第二世 通明院日韶の時代に、小早川秀秋の助力の元、桃山城客殿を移築したもの。

妙見堂

本堂脇の妙見堂は、北斗星または北斗を象徴した菩薩様である、妙見菩薩を祀ったもの。

斜面の境内

常寂光寺の境内は小倉山の中腹にあるため、参道はほとんどが坂になっている。それなりに階段を登ることになるが、青葉や紅葉に包まれた境内を歩くのは苦にならない。

多宝塔

多宝塔は1620年の建立で、重要文化財に指定されている。並尊閣といい、前面に霊元天皇の勅額を掲げている。斜面上から見た多宝塔のバックに広がる京都市街は絵になる。

展望台から望む京都市街

境内一番奥は展望台になっており、京都市街を一望できる。大変に眺めがよく、下から階段を登ってきた価値を感じられるはずだ。

紅葉の鐘楼

秋には境内は一面紅葉に包まれる。特に本堂から下の斜面は紅葉の海に包まれる。写真は本堂前の鐘楼付近。

秋の紅葉シーズンの常寂光寺

帰りの順路は、表参道脇の蛇行した坂を下る。境内の下半分、本堂から下は一面紅葉の海で目を奪われる。

地図とアクセス

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