水郷潮来あやめ園と前川十二橋めぐり、ついでに権現山公園で霞ヶ浦を見た


(2014年の旅行記)

利根川を挟んで隣り合う、茨城県の潮来と千葉県の佐原。

利根川と行き交う水路から水郷とも呼ばれている地帯です。

毎年6月には、潮来のアヤメ園と水郷佐原水生植物園にそれぞれ花菖蒲やあやめが咲き乱れます。

また、それぞれ十二橋めぐりもありいろいろと楽しめるスポットです。

去年2013年は佐原に行ったので、今回は潮来に来てみました。

用事があり近くに来たついでに寄ったため、到着したのはすでに15時半ごろでした。

前川十二橋めぐり

船が終わってしまうと困るので、あやめ園の前に、十二橋めぐりからです。

霞ヶ浦から太平洋に流れる常陸利根川(北利根川)と、北浦をつなぐ水路が前川です。

この前川にかかる十二本の橋を船でくぐりながら遊覧を楽しむのが前川十二橋めぐりです。

常陸利根川(北利根川)を挟んだ対岸の加藤洲には、加藤洲十二橋めぐりがあり、
佐原のあやめが見れる水郷佐原水生植物園付近から船が出ています。

どちらかというとそちらが本家なのでしょうが、そちらは去年訪れたので今年は前川十二橋めぐりです。

ちなみに料金は割高ですが、今回乗る船着場からも常陸利根川(北利根川)を渡り、
加藤洲十二橋めぐりができるコースが用意されているようです。

また、駐車場は無料でした。


常陸利根川から前川に入ってすぐのところが、船の乗り場になっています。
潮来のあやめ園のすぐ隣に位置します。
奥に見えている前川水門の向こうは常陸利根川(北利根川)です。

図のようにA,B,Cコースは、常陸利根川(北利根川)を渡り、
対岸の加藤洲十二橋めぐりをするコースになっています。
今回は前川橋めぐり目的ですので前川コースに乗りました。
あやめシーズンの土日など沢山人がいると乗り合いで一人1000円ですが、
今回のように閑散期に行くと貸切で5000円を払う羽目になります。

船の内部はこんな感じ。動力は小型船外機です。
あやめのシーズンには、あやめ園から、昔ながらの手漕ぎ舟・ろ舟も出るようです。

いよいよ出発。出発してすぐに2橋目のあやめ橋をくぐりますが写真を撮っていなかった。
向こうに見えているのは3橋目の思案橋です。あやめ園内からかかる橋です。
右岸はしばらくあやめ園が続きます。

5橋目、潮来あやめ園のシンポルの水雲橋です。
今いる位置の右手のあやめ園内に4橋目の雨情橋が架かります。
4橋目の雨情橋だけは船でくぐりません。

大きい通りを支える6橋目の潮音橋です。
右岸に続いていたアヤメ園はこのあたりで終わりです。

7橋目の天王橋を通過

帰路の船とすれ違います。あちらも2人で貸切でした。
やはりシーズン早めの平日ともなると人が少なく貸切になってしまいますね。
財布が厳しい(´・ω・`)

8橋目の出島橋を潜る、昔ながらの手漕ぎ舟・ろ舟。
あれ、もう、ろ舟でてるんですね。こっちのほうが風情があるかな。

9橋目の、まこも橋です。進行方向に取り損ねて、振り返った図ですが(´・ω・`)

10橋目の千石橋です
。橋脚のない鉄製の橋です。

11橋目の上米橋
。古そうなコンクリの橋ですが、車も渡っていました。

最後12橋目の橋、前川橋です。幅の広い大通りを支える大きく低い橋の下を潜ります。
前川12橋めぐりは、加藤洲十二橋めぐりと違い、どれも橋が大きめですね。
というかこれ単なる普通の橋なのでは(´・ω・`)?

川幅が広くなってきました。このあたりで反転して帰路につきます。
帰りは同じ順路で12橋をくぐりながら帰ります。

同じ川を戻るだけなので復路の様子は省略。出発地点付近まで戻ってきました。
写真は往路で撮り逃した2橋目のあやめ橋です。これまた普通の橋ですね。

そして船着場に戻ってきました。
正面に見えている常陸利根川(北利根川)と前川を隔てる前川水門にかかる橋が、
1橋目の前川水門橋です。これで終わりと思いきや船は水門のほうへ。

前川水門をくぐり、常陸利根川(北利根川)へと出ます。

さすがに広い川幅ですね。
対岸が加藤洲で正面に見える紫の水門から入ったすぐ先が加藤洲十二橋です。

左手の橋はJR鹿島線の線路ですね。左が潮来駅方面です。

船は右に旋回して戻ります。向こうの橋は県道101号の橋でしょうか。

前川水門をくぐって前川に戻ります。
水門左手の丸いコンクリートの船着場は、嫁入り船を降りるところらしいです。

水門をくぐってすぐ船着場です。無事に到着!約30分の遊覧でした。

去年訪れた加藤洲十二橋めぐりは、狭い水路に人が通れるだけの小さな橋が架かっていて、
とても風情のある十二橋めぐりでした。

今回の前川十二橋めぐりは、いわゆる普通の橋をくぐる感じで、いまひとつ風情に欠けましたが、
それでもやはり船はいいものでリフレッシュできました。

しかし、やはり貸切だとあまりにも高いので、
観光客の押し寄せるあやめ満開の時期に訪れたいものです。

水郷潮来あやめ園でアヤメを見る

船を降りたら、いよいよ水郷潮来あやめ園に向かいます。すぐ隣ですけど。

少し離れたところにある、無料の臨時駐車場に車を止め徒歩であやめ園に向かいます。

あやめ園の入り口に到着!出店っぽいテントが出ていましたが、開店休業状態(´・ω・`)

水郷潮来あやめ園のシンポルの水雲橋とあやめです。まだまだ2,3分咲き(´・ω・`)

水雲橋を渡ってみましょう。

2つのアーチ型の橋が連なります。金属製だけど形は風情がありますね。
今渡っている1つ目はあやめ園を、先に見えている2つめは前川を渡ります。

水雲橋から常陸利根川(北利根川)方向を見た図。あやめはポツポツですね(´・ω・`)
目の前の東屋みたいなのが、船で唯一くぐらなかった4橋目の雨情橋です。

逆方向を見た図。こちら側は1,2分咲き位です。見ごろはまだ先ですね(´・ω・`)

この建物から手漕ぎ舟・ろ舟がでます。

2つ目の橋から常陸利根川(北利根川)方向を見た図。

同じく逆方向を見た図。ろ舟が並んでなんだか風情がありますね。

再びあやめ園に下りました。ボリューム不足が、少し咲いているだけもラッキーです。
船頭さんによれば、今咲いているものは、わざわざハウス栽培したものだそうです。

まだまだ満開には程遠い状態でしたが、色とりどりのあやめがポツポツと咲いていて、なかなかきれいでした。

これ満開なら、地面が紫白黄などで染まってきれいなんだろうなあ。満開の時期にまた期待ですね。

権現山公園に寄ってみた

権現山公園に到着!駐車場も完備された高台の公園です。

展望台のようなところを発見。どれどれ眺めはいかほどか?

おおーー!霞ヶ浦の先端とそこから流れ出る常陸利根川が一望できます。

この常陸利根川が先ほどのあやめ園付近を通り、利根川と合流し、
銚子付近で太平洋に注ぐのですね。

公園内の別の展望スポットからの眺望。常陸利根川は下流に向けて伸びていきます。

以上、帰りにちょっと寄り道した権現山公園でした。

気軽に霞ヶ浦の先端を眺めることができるので、なかなか良かったです。

さすがに琵琶湖に続いて日本で2番目に広い湖とあって、全貌は確認できませんでした。

今回は用事のついでに夕方から潮来観光をしましたが、十分に楽しめました。

朝から来て、対岸の佐原のあやめとセットで楽しむのが良いかもしれませんね。

付近には鹿島神宮や香取神宮など、いろいろと見所もあります。

ぜひまた、あやめ満開の時期に訪れたいスポットです。

今日はここまでデス (o・ω・o)ノシ

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