東京スカイツリー観光に行ってきた!3月平日の夕方なら当日券で余裕でした


(2016年の旅行記)

久々に観光らしい観光に行ってきました。
と言っても東京観光で、今更な感じの東京スカイツリーです。

行こう行こうとは思っていたものの、簡単に行ける場所であるが故になかなか行けずじまいでしたが、意を決して観光に出掛けました。
遠くまで見渡したいなら、気温と湿度が低く空気が澄んだ冬がベストだろうということで、ギリギリですが3月の頭に行ってきました。

開業から4年が経ち、そろそろ激混みも収まっているだろうとは思いましたが、土日・祝日やその前後などは激混みが予想されますので、週の真ん中水曜日に行ってきました。

また、時間帯的には空気の澄んだ午前中がベストなので営業開始の午前8時に行こうと思いましたが、せっかく3000円以上出して昇るんだから夜景も楽しみたいのもあります。朝行って夕暮れまで10時間近く上に居るのはキツイので、夕方行って日が落ちるまで居るというプランも考えられます。

非常に迷いましたが、比較的気温の低い日だったので午後でも遠くまで見渡せるのではないかという期待の元、午後から出かけて日暮れまで上で待つことにしました。

押上駅で降りると目の前はもう東京スカイツリー

押上駅から地上に出ると、もうすぐ上がスカイツリーですが、近すぎてかえって全景が見えないので、少し離れた場所まで歩いて移動しました。

このくらい離れれば何とか全体が見えます。しかし高いですねえ、634メートルですからねえ。
そして、東京タワーと比べると細い!根元の部分があまり太くないので地震で倒れないか心配。
実際は、写真でもタワーの中央に見えているRC造の心柱に相当する部分と、周りの鉄骨組みの部分が異なる揺れ方をすることで、揺れを最大50パーセント軽減できるのだとか。五重塔の構造を応用しているそうです。

真下まで戻ってきました。しかし高い!見上げるだけで首が疲れる。
下から上に行くに連れて、三角形から円形状に窄まって行く、複雑な造形をしているので歪んでいるように見えますが、ちゃんと真っ直ぐですよ。
風の殆ど無い日だったからか、450メートルのところでも全く揺れなどはありませんでした。
上でも全然怖さがなかったですね。

こちらが前売り券を持っている人の入口です。当日券はこの横です。
3月頭の週の真ん中の平日の午後行きましたが、チケットを買うのに5分から10分くらい待った以外は、エレベーターなどほぼ列びはありませんでした。
時間帯にもよるのでしょうけど、平日なら当日券で十分かなと思います。

2000円少々のチケットを買って、いざ展望シャトル(エレベーター)で東京スカイツリー天望デッキへ!
ちなみに更に高い展望回廊へ行くには、また上で1000円程度のチケットを買う必要があります。
つまり一番高い所へ上がるには、当日券で3000円少々必要なわけです。

写真はエレベーターを待っているところです。

エレベーターは全部で4台あり、それぞれ春夏秋冬のテーマになっています。
ちなみに私は行きも帰りも夏のエレベーターでした。
隅田川の空というテーマで、花火をイメージした江戸切子の装飾が美しく輝きます。

驚きの速さで展望デッキに到着します。残念ながら外の景色は見えません。

そしてこちらが展望デッキの様子です。
340メートルから350メートルの3階構造でかなり広いです。

おみやげ屋やカフェやレストランなどもあり、比較的長居もできます。

こちらは東京タワーにもあるガラス床です。
下がガラスになっていて340メートル下の地上が見えている所に立てるというやつですね。
まあ、かなり離れた二重のガラスになっているので正直全然怖くありません。

さて350メートルからの展望はどうかというと、下を見てこんな感じです。
確かにすんごい高さですが、驚愕するほどではないかなという感じです。
東京タワーは、周りの高層ビルに包まれているような展望ですが、スカイツリーはビル群を上から見下ろす感じですね。それぞれ違った趣があるので、どちらも捨てがたい眺めです。

これは南南東方向かな。手前の高層マンションが建っている奥辺りが錦糸町ですね。
中央の公園が猿江恩賜公園で、左奥の河口は東京湾に注ぐ荒川の河口ですね。

これは東南東方向かな。左から右に流れているのは荒川です。

これが北方向の展望です。左奥から右に流れているのが荒川、左奥から左手前に流れているのが隅田川です。
隅田川には上流から下流にかけて様々な形の橋がかかっているのが分かり面白いです。
写真中央奥の高層マンションが建っている辺りが、南千住や北千住辺りかな。

夜景まで待とうと夕方前に来たのが大失敗!
一番のハイライトである都心方向に夕日が沈むので逆光で写真がうまく撮れない。
しまった、やはり太陽が真上の昼前くらいのが良かったなあ、空気も澄んでいるだろうし。

ちなみに写真は西の方向です。手前のアサヒビールの金のう○こビルの対岸の辺りが浅草です。
見難いですが中央右の緑が広がっている場所が上野恩賜公園です。
右奥に微かに見えるのが池袋のサンシャイン60ですね。
奥の中央やや左のビル群が新宿副都心の高層ビル群、奥の左端のビル群は東京駅辺りから港区にかけて林立する高層ビル群の端ですね。

新宿の高層ビル群をズームしてみました。エンジェルラダーが邪魔だなあ。
左端の尖ったNTTドコモ代々木ビルや中央の東京都庁はよく分かりますね。
中央右端の白い丸いのは東京ドームです。

これは南南西の方向かな。中央右から真ん中奥に向けて流れているのが隅田川で、中央奥のその河口に浮かぶ高層マンションが林立しているのが月島です。
その左隣りは江東区の湾外地帯に建てられた高層マンション群で、その奥がお台場ですね。
右奥の高層ビル群は港区に林立する高層ビルの一部です。
手前のごちゃごちゃした低層の建物が広がっているのは墨田区ですね。

少しズームしてみましょう。中央奥に東京タワーが見えます。
その周りに林立するのが港区の高層ビル群ですね。
一番手前の隅田川の左にある高層ビルの辺りが両国です。ビルの右にある緑の屋根の建物が大相撲の国技館、ビルの左側にある白い変わった形の大きな建物は江戸東京博物館です。

こちらは隅田川の河口と月島の辺りを拡大したものです。
中央の高層マンションが林立しているのが月島です。

東京スカイツリー展望デッキは360度堪能したので、更に上の展望回廊に昇ってみましょう。
展望デッキにあるチケット売り場でチケットを購入します。

展望シャトル(エレベーター)で展望回廊に上がります。
こちらのエレベーターは下と違って、景色が見えます。

エレベーターの天井は半分が透明になっていて、塔の構造が見えるようになっています。

そしてあっという間に展望回廊に到着!
このフロア445からフロア450まで、110メートルのスロープ状の展望回廊がグルッと一周しています。

展望回廊は、こんな感じ。意外と広く怖さとかは全くありません。

地上を見てみた図。450メートル近いと流石に高いですね。
350メートルの展望デッキよりも一段と高いです。

下の円形の部分が、下の展望デッキですね。
100メートル高いはずですが地上と比べると近く感じますね。

展望回廊の端まで来ました。先ほどエレベーターを降りた展望回廊のスタート地点が下に見えます。ちょうど一周してきたんですね。
ちなみにスタート地点に立って、この終点から写真をとってくれる、観光地ではお馴染みの有料のフォトサービスが有ります。

一番上は展望回廊のスロープ状の部分しかないのかと思いましたが、普通のデッキの部分もあるのですね。普通に広いです。トイレもありますし、10人分くらいのベンチもあります。ここで1時間半くらい粘って夜景を待ちました。

ココが一番高い地上451.2メートルのソラカラポイントです。

ソラカラポイントからの展望です。都心が一望できる絶景ポイントです。

ソラカラポイントの後ろにある空間演出です。光と両壁の鏡面による不思議な広がり感や浮遊感をお楽しみくださいと言われても、いまいち存在意義が分からない。

ソラカラポイントから中央区、港区方面を見た図。
日が沈んできてやっとくっきり見えるようになってきました。

ちょうど新宿方面に沈む夕日です。地上450メートルからの夕日も良いもんだ!
空気が澄んでいる午前中なら、新宿のバックに富士山が見えたのかもしれないのに。
夜景を欲張って午後に来たのが間違いでした。

と思ったけど、やはり夜景は良いものだ!昼間とは違った趣きのある絶景ですよこれは。
東京タワーとその周りに林立する高層ビル群の圧巻の夜景です。

これは浅草、上野方面ですね。手前の一際明るい部分が浅草です。
隅田川の手前のアサヒビールのう○こビルも黄金に輝いている!

これは北方向です。横に流れる荒川と、縦に流れる隅田川と、どこまでも続く下町の様子です。

これは東南東方向かな。右の高層マンションのあたりが錦糸町です。

これは南方向ですね。左奥の緑色にライトアップされた変わった形状の橋は、スカイツリーと同時期に建設されて話題となった東京湾ゲートブリッジです。

これは南南西ですね。中央右奥が月島ですね。
その奥にはレインボーブリッジもライトアップされて見えています。

展望回廊もライトアップされてムードのある感じになっています。
450メートルの夜景を十分に堪能したので、エレベーターで下ります。

350メートルの展望デッキまで戻ってきました。こちらも昼とは違った雰囲気ですね。

やはり夜景も人気のようで昼と変わらないくらいの客入りでした。
しかし、平日だからか、特別混んでいるという印象はないですね。快適に過ごせます。

こちらは展望デッキに展示された江戸一目図屏風です。江戸の街を描写した鳥瞰図だそう。

下のフロアには座れるところもあり、落ち着いた雰囲気で夜景を楽しめます。

こちらは展望デッキにあるカフェですね。夜景を見ながらお茶や食事もいいですね。

こちらも展望デッキにあるSky Restaurant 634です。
夜景を楽しみながら本格的な食事ができますが、結構お高めの値段帯の店みたいです。

そしてエレベーターで下まで降りてきました。本当に速く、あっという間に地上です。
さっきまであんなに高い所にいたのが信じられないくらいです。

ということで、以上、スカイツリーの旅行記でした。
東京にあるといつでも行けるからと、なかなか行けずじまいでしたが、ついに行ってきました。
展望回廊まで登ると3000円超えと結構なお値段ですが、一度は昇る価値が有ると思います。

東京タワーと違って都心から外れた場所にあるので展望はどうなのかなと思いましたが、高さが違うこともあり東京タワーとはまた違った展望が味わえます。
東京タワーのビル群に囲まれた感じも圧巻ですが、遥か上から東京の全景を見渡せるスカイツリーの眺望も素晴らしいものです。

まだ行ったことのない関東在住の方、気温が低いうちに一度訪れてみてはいかがでしょうか。

今日はここまでデス (o・ω・o)ノシ

このページが役立ったら「いいね」で応援よろしくお願いいたします。