スーツケースを軽量性で選ぶ
頑丈さを双璧を成す重要ポイントが軽量性です。スーツケースは軽いことが非常に重要なのです。頑丈さを犠牲にするほどの軽量性は必要ありませんが、ある程度頑丈ならば軽いほうがよいのです。
ただ、値段や強度などとの兼ね合いもありますので、闇雲に軽いものを求めるのではなく総合的にな性能と値段で選ぶ必要があります。軽くてもすぐに壊れてしまうようなものでは旅行鞄としての機能を果たしません。
少し高い軽量のものを選べば、最終的に安く済みます
飛行機に搭乗する際には、スーツケースは貨物室に積み込むために預けます。この際に預けられるサイズと重量には制限があるのです。
サイズ制限は、ANAなどの国内航空会社や、外国のほとんどの航空会社で縦×横×幅の3辺の和が157センチ前後が一般的です。
日本航空(JAL)はもう少し大きいものでも預けられます。
一方、重量の制限は、航空会社や渡航先によってまちまちです。たとえばJALの場合、国際線のエコノミークラスでは23キロまでの荷物でしたら無料で預けられます。23キロ~32キロですと6000円の追加料金がかかってしまいます。また32キロを超えると、アメリカやヨーロッパへの渡航で45000円もの追加料金が発生します。
荷物の量を減らすことが最も重要ですが、スーツケース自体を軽いものにすることも重要です。無駄な超過料金を取られないように、軽量のスーツケースを選ぶことが重要です。
軽いキャリーバッグで移動をスムーズに
重量を超過しても、超過料金を払えば済みますが、快適な移動は追加料金では変えません。
スーツケースにはキャスターが付いていますので、4輪モデルを購入すれば、重いスーツケースでも、体に大きな負担無く運ぶことができます。 しかし、大きな段差や階段では、取っ手を持って持ち上げて運ぶ必要があります。
また、悪路や石畳など海外の路面事情によっては、持ち上げて運ぶシーンも意外と多いものです。重いスーツケースを持って移動するとなると体への負担も大きく、快適な旅を楽しむことができません。
軽いスーツケースを購入し、荷物は必要なものだけに絞ることが、旅の達人への第一歩です。
荷物を含めた総重量は軽量であればあるほど壊れにくくなる
軽量であればあるほど壊れにくくなるという説明ですと誤解を生みそうですが、これはあくまで中の荷物まで含めた総重量が軽いほど、投げられた際などにダメージを負う確率が下がるという意味です。
スーツケース自体の強度で考えると、当然のことながら軽量すぎるものほど脆くなります。理想はスーツケース自体はある程度厚みがあり重さもあるものを選び、なるべく中の荷物を減らして総重量を下げることです。
一番奨励されるのはとにかく小さめなキャリーバッグを選び、それに合わせて荷物をコンパクトにまとめるということです。大きい鞄を買うと、隙間がたくさんあるのであれこれと余計なものを持って行きがちになります。
少ない荷物で重量が軽ければ、それだけスーツケースが破損する確率も下がりますし、移動もラクラクで快適な旅になります。旅の達人が荷物量を抑えて小さめなキャリーケースで出かけるのには訳があるのです。