国内旅行におすすめのキャリーバッグ
一口に旅行カバンといっても実に様々なタイプが有り、旅行の用途によっておすすめなものが異なります。
キャスター付きのキャリーバッグやスーツケースというと、多くの方が海外旅行を想像するのではないでしょうか。ただ、近年は国内旅行などの国内移動でもキャスター付きバッグを使う方が増えてきています。
国内の移動でも、重い金属フレームが入ったハードケースを持ち歩いている方も多いようですが、国内の移動にはそこまでカッチリしたものは必要ないのも事実です。
旅行カバンのタイプの選び方でも解説している通り、旅行カバンには主にフレームハードケース、ファスナーハードケース、ソフトケースの3種類があります。
一般的な傾向としてフレームハード>ファスナーハード>ソフトケースの順に重いのです。
強度的には3タイプともそれほど変わらないのですが、防犯性が異なり、ファスナーではないフレームハードが一番防犯性に優れるため、海外旅行にはフレームハードをおすすめしています。
しかし、金属のフレームが入る分3タイプで一番重く、お値段も一番高いため、国内旅行ではそこまで必要ないのが実情です。
とはいえ、置き場所に困る大きなキャリーバッグ類ですので、海外旅行用も国内旅行用も兼用で使い回したいという方は多いことでしょう。将来海外旅行でも使いたい場合は、フレームハードを購入しても良いでしょう。
ただ、当面は国内旅行や国内での移動に使いたいという場合は、より軽量で安価なファスナータイプのキャリーバッグがおすすめです。
国内旅行に適した旅行カバンのタイプは
国内旅行におすすめな旅行カバンのタイプは、ずばりファスナータイプのハードケースです。
ファスナーといえばソフトケースもありますが、今日ではファスナーハードもソフトケースも同じくらい軽量になっていることと、製造コストの問題でむしろファスナーハードのほうがソフトケースよりも安くなっているため、ファスナーハードケースをおすすめしています。
電車やバスでの国内旅行でしたら、お値段重視で安い商品を選んでも全く問題ありません。海外の空港で投げられたりする恐れがないので、高価で頑丈な製品を選ばなくても比較的大丈夫なのです。
もちろん激安の安物は、キャスターなどの可動部分の耐久性も落ちますので、長く使いたいなら高価なしっかりした商品がおすすめです。ただ、過海外旅行ほど強度が問われないため、安物でも比較的問題ないのです。
北海道や沖縄や離島への旅行の場合、飛行機を使う国内旅行もあります。海外の空港ほど荷物の扱いが荒くないとはいえ、カバンに圧力がかかることは事実ですので、飛行機を使う国内旅行の場合は、ある程度高価なしっかりした強度を持つスーツケースを購入するほうがおすすめです。
ただし、前述の通り、海外旅行でフレームハードをおすすめするのは強度ではなく防犯性に優れているためですので、治安がよく安全な国内ではフレームハードでなくても問題ありません。
ファスナーハードでもソフトケースでも、強度に優れて一定以上のしっかりしたメーカーの製品であれば、国内線の飛行機移動であれば全く問題ありません。
何れにせよ海外旅行と比べるとそれほどシビアに選ばなくても問題ありません。
値段帯はどのあたりが良いのか
既にご説明の通り、バスや電車の国内旅行に使用するキャリーバッグは、強靭な強度までは求められません。また、日常の移動で荷物を運ぶ分にも、それほど高価なものは必要ないでしょう。
したがって1万円以下の激安モデルでも問題なく使用できますので、あえて高価で頑強なものまでは必要ありません。
ただ、いつか海外旅行にも使う機会があるかもしれませんので、あらかじめ強度のあるハイコスパモデルなど1万円台からの一定水準以上のものを購入しておくという選択肢もおすすめです。
いずれにしても、国内でのライトな使用に関しましては強度をシビアに考える必要がないため、安いものでも高級なものでも自由に選べば問題ないでしょう。