スーツケースをデザインで選ぶ

スーツケース選びは、前述の①頑丈さ②軽量性③値段の3ポイントで選ぶのが基本ですが、最終的に決定的になるのはデザインや見た目の良し悪しであったりします。
実際に店頭で見て購入した方は、多くが見た目と値段で選んでいるようです。
通は頑丈さと軽量性で選びますが、見た目にもこだわりたいという方のために、デザイン面でのポイントも考えて生きましょう。

ボディ形状で選ぶ

スーツケースのボディ形状には様々なものがあります。もちろん好きな形のものを選ぶのが一番ですが、形状によっては強度上問題が出る場合がありますので注意が必要です。ソフトケース、ハードケース共に、あまり出っ張りの無いデザインの方が望ましいです。出っ張っている部分はダメージを受け易いためです。
ハードケースのボディには溝がついていますが、この溝は強度上非常に重要です。最近のポリカーボネートのボディは非常に薄く作られているため、まっすぐな状態ですとペコペコします。そこで溝をつけることにより強度を増しているのです。超軽量モデルの極薄ボディは、溝の形状によって強度にも影響があります。コーナーなどを中心に、ボディを手で押してみて、あまりにもペコペコする場合は、避けたほうが無難です。

ボディ加工で選ぶ

ハードケースのボディの表面加工にはいくつかの種類があります。大きく分けると、キラキラと輝き覗き込むと鏡のように顔が映る鏡面加工と、つや消しで覗き込んでも顔が映らないエンボス加工です。
デザイン的には鏡面加工の方が優れていて、製品ラインナップも鏡面加工が中心ですが、汚れやすいという弱点もあることを考えて選ぶ必要があります。デザインの良さを優先するなら鏡面加工、汚れにくさを優先するならエンボス加工がおすすめです。
詳しくはボディ加工をご参照くださいませ。

色(カラー)で選ぶ

スーツケースには各モデルごとにも様々なカラーバリエーションが用意されています。
もちろん好みのカラーを選ぶのが一番ですが、色によって汚れやすさに差があることを考える必要があります。
スーツケースは、使用を重ねるごとにぶつかり引きずられ、表面が削れたり、逆に他のスーツケースの削れた塗料が付着したりと、汚れていきます。
表面加工や色味によっても異なりますが、黒や紺色、深紫など濃い色ほど汚れが目立ちません。
逆に、水色やピンクやシルバーなど淡い色ほど汚れが目立ちます。
できれば濃い色、暗い色を選ぶほうが無難です。薄いピンクや白などが汚れると非常にみすぼらしくなってしまいます。

このページが役立ったら「いいね」で応援よろしくお願いいたします。