スーツケースを頑丈さを重視して選ぶ

スーツケースにとって最も重要な点は、頑丈であることです。
外部からの衝撃から中の荷物を守り、快適な旅をサポートするために、
スーツケースは何と言っても頑丈である必要があるのです。
スーツケース選びにおいて、頑丈さは最も重視すべき点です。

どんなスーツケースが頑丈なのですか?

正直なところ使ってみないと分からないのです。
安い商品でも、見た目では高級品と大きく違うわけではありません。
一見立派でも壊れやすい商品があるのが怖いところです。
安いノンブランドの商品でも、そこそこ頑丈な商品はありますが、品質にばらつきがあるため、ハズレを引いてしまう可能性があります。
やはり、一定水準以上の品質が確保されているメーカー製を購入するほうが無難です。

プロの使っている商品は頑丈です

海外旅行の添乗員の愛用品や、スーツケースレンタル業者の採用しているスーツケースは頑丈です。添乗員は年間何回も渡航を繰り返すわけですから、頑丈なものを選ぶ目があります。
スーツケースレンタル会社は頑丈なスーツケースを採用しなければ、すぐに壊れてしまい、商売になりません。このようにプロが採用しているモデルであれば、ある程度の品質が約束されているわけです。

①頑丈なボディを選ぶ

ボディが頑丈であることはとても重要です。ハードケースは樹脂でできています。ソフトケースは化学繊維の布でできています。

ソフトケースは、外部からの衝撃に反発することなく、変形しながら力を受け流しますので、割れることはありません。ただし、質の悪い布だと引きずられて擦り切れることはあります。

ハードケースは、外部からの衝撃を跳ね返そうとするため、あまりにも強い衝撃を受けると、凹んだり割れたりしてしまいます。割れないためには、質の良い樹脂が使われている必要があります。
ハードケースのボディ素材については、ボディの素材をご参照くださいませ。

②頑丈なフレームまたはファスナーを選ぶ

ボディも非常に重要ですが、両サイドのボディを結合しているフレームまたはファスナーも重要です。

ファスナーが弱ければ破れてしまいます。ファスナーの良し悪しは見た目では分かりにくいのが難点ですが、ある程度以上の値段のメーカー製であれば、水準以上のファスナーが採用されているケースが多いので安心です。

フレームが弱ければ、外部からの衝撃で歪んでしまいます。フレームは太く頑丈である必要がありますが、太すぎても重量が重くなるという欠点があります。
フレームについては、フレームをご参照くださいませ。

③頑丈なパーツを選ぶ

スーツケースを構成する部品で忘れてはいけないのが、キャスターや取っ手などの各種パーツです。いかにボディやフレームが頑丈でも、キャスターや取っ手が壊れてしまえば、もはやスーツケースは機能を成しません。

一番重要なのがキャスターです。スーツケースで最も壊れやすいパーツで、最も重要なパーツでもあります。良いキャスターを選ぶことは非常に重要です。
キャスターについては、キャスターをご参照くださいませ。

ロックも重要なパーツです。スーツケースが開かないようにロックすると共に、第三者が勝手に開けられないようにするセキュリティの要でもあります。
ロックについては、ロックをご参照くださいませ。

その他、取っ手や、伸縮するキャリーバーがありますが、これらも強度が足りてないと破損してしまいます。スーツケースのパーツには無数の種類があり、優れた品質強度のものから、販売してもよいレベルに達していないものまであります。見た目で見極めるのは難しいので、やはりある程度実績のあるメーカー品を選ぶことが重要です。

このページが役立ったら「いいね」で応援よろしくお願いいたします。