STEP2 スーツケースのモデルを選ぶ

3つのタイプを選んだら、具体的にどのメーカーの、どのブランドの、どのモデルにするか選びます。
重要なのは、頑丈さと軽量性で、この双方を兼ね備えているものを選ぶのが理想です。しかし、そのような製品はそれなりの値段です。
もちろん値段も重要ですが、安い製品は頑丈さと軽量性のどちらかをあきらめることになります。
安くてもそこそこ頑丈なものもありますが、こういったものは重いのが現実です。
また、安くて軽いものは壊れやすいのが普通です。

ポイント①頑丈さ

スーツケースの本分は、中の荷物を守り、快適な移動を可能にすることです。
空港で乱暴に扱われても故障せずに返ってくる頑丈さこそ最大の性能です。

ポイント②軽量性

頑丈さと双璧を成すほど重要なのが軽量性です。
キャスターが付いているため、重い荷物でも楽に運べるスーツケースですが、町の中には意外と段差があるものです。少しでも軽いほうが扱いやすいことはいうまでもありません。
もう一つ非常に重要なのが、航空機に持ち込む際の重量制限です。航空機に搭乗する際はスーツケースを預けますが、この時に重量に制限があるのです。制限をオーバーすると驚くほどの追加料金を取られることになります。少し高くても軽量のスーツケースを選んでおかないと、追加料金でかえって高くつくことになりかねません。

ポイント③値段

スーツケースは、頑丈さと軽量性で選ぶのが基本ですが、安さを一番重視する方が一番多いのも事実です。できればそれなりの値段を出して良い物を購入するべきですが、安さを重視する場合は、安い中でもできるだけ壊れにくいものを選びましょう。

おまけ④デザイン

お店で選ぶ際に選ぶ基準になりがちなデザインですが、スーツケース選びにおいては全く重要ではありません。かわいいデザインやかっこいいデザインなど何の役にも立ちません。汚れにくいように、目立って犯罪者に狙われないように、地味で落ち着いたものを選びましょう。

重視したいポイントを決める

モデルは、以上の3ポイント(頑丈さ、軽量性、値段)で選びます。すべて兼ね備えた製品は珍しいので、どれかを犠牲にする必要があります。

①安さを諦める

一番理想的なのは、安さをあきらめ、頑丈で軽いスーツケースを購入することです。
お値段を気にしなければ、文句のつけようの無い理想の選択です。

②軽さを諦める

どうしても安いもので済ませたい場合は、軽量性を諦め、安くてそこそこ頑丈なものを選びましょう。
造りが悪くても、分厚くすれば、ある程度頑丈なものになります。
あるいは、安くても高級品と変わらないレベルで作られているものもありますが、高級品を差別化するために、安いものはわざと重く作られているのです。

③頑丈さを諦める

絶対に避けなくてはならない選択肢です。安くて軽いものを購入すると、頑丈さを犠牲にすることになります。造りの悪いものを、軽くするために薄くすれば、壊れやすいものになるのは当然です。

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